共働き世帯の残業問題
近年、共働きの家庭が急増しています。内閣府の発表によると、共働き世帯数が専業主婦世帯数を上回ったようです。共働きをしていると、経済的な面で多くのメリットがあります。例えば、夫婦のどちらかだけが働くより、夫婦共働きの方が収入は増えます。また、夫と妻の両方が厚生年金に加入することになるので、将来的に貰える年金の金額が多くなるのです。その他にも、失業時のリスクを減らすことができます。もし、夫婦のどちらかが失業したとしても、収入は途切れません。このように数多くのメリットがありますが、その一方でデメリットもあります。
それは、家事や育児に使える時間が極端に少なくなるということです。幼い子供がいる場合、一般的には保育所に預けることになります。しかし、保育所の保育時間には制限があるのです。公立の保育所で最も多いのは、9時から17時までというパターンとなります。送迎の準備を含めて、8時から18時までとしている保育所も多いです。それを越える場合、延長保育として追加料金を支払う必要があったり、他の私立の保育所を探す必要があります。
企業で働いていれば、残業になってしまうこともがあるのが通常です。そのため、上記の時間内に迎えに行けない時もでてきます。大企業では、短時間勤務をさせてくれるところもあるようです。育児支援の制度がある企業であれば問題ありませんが、そのような企業は多くありません。また、制度があったとしても仕事の状況によっては利用できないこともあります。残業が多く発生してしまう場合は、極力残業をしなくて済むよう仕事の進め方も考えてみましょう。残業を減らしたいなら→◇http://zangyo-herasu.com◇